へうげものレンタルしてき申した！：古典大好き：SSブログ

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へうげものレンタルしてき申した！　[漫画・アニメ] [編集]

蔦谷でやっと借りられましたぞ！！
とりあえず、五枚で1000円というキャンペーンでしたので、
一枚分サービスで借りられるチケットを使って6巻まで一気に借りました。

こんなに夢中で見たアニメは久しぶりでした。
信長も素敵なんだけど、やっぱり弟の長益が馬ぞろえのときに白馬で走ってくるところなんてもう何処の白馬に乗った王子様だよと思いながら、見物してる町娘同様にテレビの前でナガマスサマー！！とキャアキャアしちゃいましたよ。いい年こいて。
嗚呼、あの投げた桜の枝らしきもの・・・・・キャッチしたかったわ････次元の壁さえ無けりゃな････。
それに明智様の清清しい装い。素敵でしたねえ。やはりああいった衣装などは奥方様の目利きも大いにあったのではなかろうかと思います。
酷評されていた柴田さん・・・・・だれか気遣ってくれる人はいなかったのかねえ････。
それにしても、秀吉が歴史上の人物でも嫌いなんですが、（ファンには悪いけど）女癖が悪くてあのキンキラ金の趣味・・・・・・えげつなくて好きになれません。
へうげものを見ていたら、フィクションで候らへども更に嫌悪感が増しました。

信ちゃんに言いたい。
「何で秀吉のことサルって呼んだのよ！！あいつハゲで十分だよ！猿が大好きな私は、いつも秀吉みたいな人好みでしょとか言われて毎回嫌な気持ちになってるんだぞ。」と・・・・・。
この一言いえたらもうお手打ちでもいいやと思っています。

本能寺の変が起きたときにかえるの香炉がゲコゲコないてましたけど、あの演出とかうまいなと思いました。森乱が寝所の隣の部屋にいなかったのも驚いてしまいましたが、真っ二つになっても気合で少しの間生きている信ちゃん。ただもんじゃなかったね。
戦国時代だから、戦いで人が死んでいくのは仕方が無いけれども、松永の爆死のところもなかなか凄かったですし。冥土の土産につくもなすをもってこいって言ってたから、頭から離れないつくもなす。
スーパーの売り場でなすとかをみると何かこう････もやもやします。（重症）
主人公の古田織部もタフで面白くて、現代人の感覚ならわかるって思うことも多いと思うし、更にヲタクならばもっとわかるんじゃないかと。
コレクター魂というか、そういうものがある人なら共感が出来るんじゃないかと思います。

そして、安土盛り食べてみたい。凄くおいしそうなんだもん。
死ぬまでに一回はたべてみたいけど、あれってどこかで再現されないでしょうかねえ。
ラク、ダイゴで和えましたって言っていたから、今で言うヨーグルトとチーズかなあ？とは思ったんですが･････。

次回予告で背景のところににょきっと出てくるあのトゲ。
パイナップルのトゲかと思ったら、もう笑っちゃって。
最期にまでへうげているんだと思いましたが、あれは刀の切っ先なんでしょうかね。
どっちかな。

面白くてワクワクしつつ、利休が秀吉とよからぬ相談をしていて野心がある人の場面と粋を極めた人の場面とでものすごく落差があるので、そこもまた魅力だと思いました。
特に明智さまの軍の家臣の方々も、人柄の素晴らしさには私も加わりたい、こうありたいなと思いながらも、雪が降ったあとにはしゃいで足跡をつけてしまう私には到底たどりつけない境地をお持ちの方々に思えて、自分を恥じました。
あの桔梗の浮いたお味噌汁、おいしそうでした。
繊細な心遣いがいかに大切なのか、現代ではなかなか遭遇することの無い極限のかなで、人の心を揺さぶるのかを学ばせていただきました。
明智様に弟子入りしたい。

そして長益さまのおっかけをしたい。

次元の壁さえなければな･････