新盆なので施餓鬼会に参列しました

ちょうど最前列の長椅子に座るようにとご案内されて、初めて施餓鬼会をじっくり見ることができました。
毎年暑いようですが、今年は特に暑くてご住職も法話をなるべく短く致しますとおっしゃるくらいに本堂はヒートアップ。新盆の檀家さんが多くて本堂がいっぱいになり外まで参列者がいるくらいでした。
クーラーが無いから扇風機がフル回転。
袈裟を着ている御坊さんたちはさぞ暑かった事でしょう。
法話も心に残るものでご住職のお人柄がにじみ出てるような内容でありました。
施餓鬼会の読経の最中に茶色の蝶々みたいな蛾のような虫が飛んできて、目の前の塔婆に止まりました。母が追い払おうとしましたが、私が慌てて押し留めました。
何故かと言うと、ちょうど塔婆の文字の【童子】と書いてある童の所に虫が止まったのです。
ご住職の施餓鬼会の説明を伺った後に起きた為か、塔婆に書かれたお子さんの一番欲しかったものはもっと生きたいという思いが現れたのではないかと思えてしまい、思わず手を合わせていました。
幼くして亡くなった魂がお経を聞きに来ていたのかなと感じました。
その虫が、ずっと大人しく塔婆に止まっていましたが、お経が終わり御焼香の時に席をたち戻ってきた時にはいなくなっていました。
なんだか不思議な気持ちになりました。

帰りに母と鎌倉駅前の御代川で食事をして帰宅しました。
祖母が好きだったお刺身の御膳にしました。
私はウニが苦手で食べないでいたのですが御代川さんのウニがとても美味しくてウニってこんなにトロってしてるんだ！と思いました。
煮物もお刺身も美味しかった〜！
デザートの羊羹も上品な甘さで大好きな味でした！