衝撃の事実 体の一部編 [衝撃の事実]
あれは、夏の暑い盛りであった。
祖母と小学生だった私はバスで逗子に出かけた。
そして、その帰り道、スポーツ用品店の前にあるバス停でバスを待っていたときのことである。
体が小さく、虚弱体質だったせいもあって、ひどく疲れていた。
バス停には日よけも無かったし。
バスはなかなかこなかった。もう立っているのは限界だった。
勢いよく、しゃがみこんだその時、尻に激痛が走った。
「いったーい!!!」
咄嗟に立ち上がると、少し重みがあり、何かが尻の下でもげた感触があった。
黄色のタオル地のズボンをはいていたのをよく覚えている。
何かが、尻に刺さっている。 反射的に何か確認するべく尻を見てみたら、そこには緑の尻尾がくっついているではないか。
わりと大き目の植木鉢が後ろに転がっていた。
慌ててその緑の丸い物体を抜いてみた。
・・・・・とげが鋭かったし長かった。抜くのも痛かった。
サボテンが尻に刺さった!!!
やわらかい布地のズボンだったので、刺さりやすかったのだろう。
生まれて始めて、経験した。
以来、しゃがみこむときは下と後ろを確認する癖がついた。
NHK趣味の園芸・よくわかる栽培12か月 月下美人・クジャクサボテン
- 作者: 三橋 博
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2001/06
- メディア: 単行本
なんで、バス停にサボテンが・・・
逗子はこわいとこだ・・・
by そーすけ (2005-08-19 01:09)
おそらく、スポーツ用品店の方が育てていたものと思います。
もげたので、お尻に刺さりましたといって一応謝りましたが。
店員さんは固まっていましたねえ・・・
by aoyamasijinn (2005-08-19 01:16)