サハラに舞う羽根 [ドラマ・映画]
12チャンネルでやっていたので、吹き替えの三木さんの声を聞こうと思ってみていました。
初めて見る俳優さんばかりだったけれど、吹き替えの声優さんはなじみのある声だったので安心して見れました。
白い羽根が送りつけられる意味をこの映画を見るまで知りませんでした。
白い羽根の意味は臆病者とか裏切り者を示すものらしい。
綺麗な羽根だなーとか思っていたので。
戦争と、恋愛と、友情と。
三つ巴の要素の詰まった話でした。
私は個人的にはアブーという人が、すごくいい人だなと思いました。
信念があって、主人公と揺ぎ無い友情を築いてくれる人。
ジャックも、戦争で、大きな障害を背負ってしまうけれど。
初めに羽根を送りつけるという仲間の中で、ただ一人主人公のハリーを信じて、
「ハリーは臆病者ではない。」
「文句があるなら俺に言え。」
といっていた時に、いい人だなと思いました。
女王陛下のためだとか、国のためだとか聞こえのいい感じのことをいっても、結局は戦争に行けばやることは人殺し。
何処に派遣されるのか決まって、突然、軍隊を脱退する主人公のハリーの気持ちはわかるような気がしました。
ハリーの仲間は皆軍人として戦いに行ってしまうけれど、やはり極限の状態の中で、精神的に追い詰められて、神に祈りながら、本質的なことに目を向けていく人もいて、精神の均衡をなくしてしまうのもかわいそうでした。
撮影がほとんど砂漠だったみたいなので、スタッフもキャストも大変だったろうな。と思いました。
私の見た感じでは、もう少し中身が濃くても、良かったかもしれません。
あんまり残虐な場面がなかったのが救いでした。
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☆お返事2件
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ナイスありがとうございます。
by aoyamasijinn (2006-06-25 01:59)