出来ることなら代わってあげたい [ドラマ・映画]
とさえ思いました。
赤紙を配達した人のドラマを見て。
皆が嫌なことを嫌と言えず。
押し付けられた価値基準で命が軽んじられ、まだ若い方も大勢日本に帰国出来ずに遠い南方で亡くなったなんて可哀想過ぎる。
お母さん、お母さんに会いたいって最期に言って玉砕したなんて話を聞いて知ってはいたけど。息子を戦地に送った母親が聞いたならどんなに悲しく切ない思いをなさった事だろうか。
私は祖母の弟が南方戦線に送り込まれ、戦死の知らせのあとに遺骨すら帰って来なくて、これが遺骨ですと渡された骨壺に父親が開けたら石ころが入っていたと話してました。父親は
お国のためにと赤紙一枚で戦地に連れていかれて、死んだら道端の石ころが遺骨だなんてふざけるな!
と怒りを露にして怒鳴ったと聞いてます。
あまり体が丈夫ではなかったから、戦地に行っても辛い思いをしたのではないかと祖母は話してました。母親が早くに亡くなったから、祖母が母親代わりで弟を育てたからか、祖母に凄くなついていたみたいで、私が小さな頃によくお墓参りに行きました。
小さな頃だから誰のお墓なのかもわかってませんでしたが。
戦後に、一人の男性が訪ねてきて、戦死した弟の手帳を届けてくれたそうです。移動中の列車の窓から隙を見て投げたらしく、手帳には名前と住所が書いてあり、葉書や手紙に書けないことを書いたらしく、これから配属される場所はおそらくもう帰ってこれないと思うと記されていたそうです。届けて下さった方は、拾った手帳の中身を読んで、ご家族に届けなければと思って下さったそうです。
手紙や葉書は検閲があるから、書きたくても書けないことがあったのでしょう。
祖母の実家はだいぶ前に火事で全焼してしまい、その手帳は残っていませんから、見ることも出来ませんが。
南方戦線で亡くなった方々の遺骨がまだ放置されていたり、どんなに故郷に帰りたいと思われたことかと。
宝くじ当たったら、放置されている遺骨の供養に寄附をしたいと思いました。
赤紙を配達した人のドラマを見て。
皆が嫌なことを嫌と言えず。
押し付けられた価値基準で命が軽んじられ、まだ若い方も大勢日本に帰国出来ずに遠い南方で亡くなったなんて可哀想過ぎる。
お母さん、お母さんに会いたいって最期に言って玉砕したなんて話を聞いて知ってはいたけど。息子を戦地に送った母親が聞いたならどんなに悲しく切ない思いをなさった事だろうか。
私は祖母の弟が南方戦線に送り込まれ、戦死の知らせのあとに遺骨すら帰って来なくて、これが遺骨ですと渡された骨壺に父親が開けたら石ころが入っていたと話してました。父親は
お国のためにと赤紙一枚で戦地に連れていかれて、死んだら道端の石ころが遺骨だなんてふざけるな!
と怒りを露にして怒鳴ったと聞いてます。
あまり体が丈夫ではなかったから、戦地に行っても辛い思いをしたのではないかと祖母は話してました。母親が早くに亡くなったから、祖母が母親代わりで弟を育てたからか、祖母に凄くなついていたみたいで、私が小さな頃によくお墓参りに行きました。
小さな頃だから誰のお墓なのかもわかってませんでしたが。
戦後に、一人の男性が訪ねてきて、戦死した弟の手帳を届けてくれたそうです。移動中の列車の窓から隙を見て投げたらしく、手帳には名前と住所が書いてあり、葉書や手紙に書けないことを書いたらしく、これから配属される場所はおそらくもう帰ってこれないと思うと記されていたそうです。届けて下さった方は、拾った手帳の中身を読んで、ご家族に届けなければと思って下さったそうです。
手紙や葉書は検閲があるから、書きたくても書けないことがあったのでしょう。
祖母の実家はだいぶ前に火事で全焼してしまい、その手帳は残っていませんから、見ることも出来ませんが。
南方戦線で亡くなった方々の遺骨がまだ放置されていたり、どんなに故郷に帰りたいと思われたことかと。
宝くじ当たったら、放置されている遺骨の供養に寄附をしたいと思いました。
ある日、赤紙が来て―応召兵の見た帝国陸軍の最後 (光人社NF文庫)
- 作者: 真鍋 元之
- 出版社/メーカー: 光人社
- 発売日: 1994/07
- メディア: 文庫
タグ:赤紙
私もこの作品をみました。
国家間双方のそれぞれの言い分。
どちらも正当な理由を主張します。
けれど、どんな理由があれ、戦争はあってはならない・・・
ご本人たちの言葉が、胸に響きました。
by うみのつばめ (2009-08-11 20:09)
☆うみのつばめさま
赤紙がきたからといって今の若者は戦争には行かないだろうなと思いました。男女が平等となったことで、今後戦争があるようであれば、女性にも赤紙が来るかもしれないと思いました。
平和な世の中では一人殺しても殺人だが、戦争では沢山殺せば英雄といわれる。という言葉を聞いた事があるのですが、戦争を起こさない努力はしないといけないことだと思いました。
人を思いやることが出来なくなったら、平和的な解決もできなくなりますものねえ・・・・・。
by aoyamasijinn (2009-08-24 02:50)