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2020年4月15日 #書物占い [携帯から更新/後ほど追記]





境野勝悟 の 「源氏物語」に学ぶ人間学
https://amzn.to/2Xu3ctf より


「いと、かう、きびはなる程は、上げ劣りや」と、[帝は]うたがはしく思されつるを、[源は]あさましう、うつくしげさ添ひ給へり。

#ビブリオマンシー
#ビブ活部

源氏物語、[桐壺]の一部を示しました。
光源氏が子供から大人へとなる前の、帝の親心、光源氏の美しさだけでなく、臣下に降さねばならなかった悲しみ、誰よりも愛した女性が遺してくれた息子を守るため、悩んだ末の決断であり、どんな立場でも、悩み事はつきないのだなと思います。
守るために失う代わりに、頼りになる後ろ楯もきちんと考えたお父さんとしての責任、どこの世界にもある理不尽に立ち向かう姿でもあると思いました。
その時に出来る限りの最善策。
うてるかぎりのことを考え抜いて対策したのだと思いました。
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