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2020年4月27日 #書物占い [携帯から更新/後ほど追記]



井沢 元彦 の 源氏物語はなぜ書かれたのか (角川文庫) を Amazon でチェック!
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 平泉には藤原秀衡という当時あの辺りを仕切っていた大物がいて義経をかくまってくれました。


#ビブリオマンシー
#ビブ活部

源氏物語がよみつがれ、武士の世の中に変化しても、物語が残っていったのは何故なのか?そんな部分まで考えると、いまだに美術館に残る武家の花嫁道具等のお姫様が嫁いだときに作らせた物に源氏物語に由来する物があったりするのだから、ただ単に雅への憧れだけではないて感じています。
豊かであること、情緒的なものを理解する格式なども花嫁道具で見せつけることもあったのかもしれませんが。
いまだに美しい状態で保管されていたり、展示で見れたりはありがたいことです。
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2020年4月26日 #書物占い [携帯から更新/後ほど追記]



秋山 虔 の 源氏物語の女性たち (小学館ライブラリー) を Amazon でチェック!

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 消えとまるほどやは経べきたまさかに蓮の露のかかるばかりを

この詠嘆をそのままに受け止めるすべもなく、源氏は、

 契りおかむこの世ならでも蓮葉に玉ゐる露の心へだつな

と慰めるほかなかった。この世と限らず来世においても蓮葉の露の玉のように一蓮托生であることを約束しようというこの歌には、この世での死別を避けがたいものとする諦念がおのずから表白されているだろう。


#ビブリオマンシー
#ビブ活部

この本は、学生の時に購入したもので、源氏物語に出てくる女性と季節に纏わるエピソード等もわかりやすく解説されていて、読んでいて飽きない。いまみたいにネットもなかったから、本から学ぶのが基本でした。
光源氏が愛した紫の上も、体調を崩して生死の境をさ迷って、少し持ち直していた時期の部分。一蓮托生と言われても、あの世では別にって言う人もいたんじゃないかな?って思いながら最近は読んでたりします。
紫の上は、源氏以外に頼れる人もおらず、実家にも帰れないから、何があっても辛抱、我慢だったのではないかなあと。
具合悪くなってから、尼になりたいと願っていたのに、それも叶えてもらえず。
ある意味、心の平安を出家することで得られた女性もいたであろうと考えると、最期の願いであっただろうにと不憫でならない。
籠に入れられた、雀の子のように、逃がしてくれる犬君のような存在は紫の上には現れなかった。
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2020年4月25日 #書物占い [携帯から更新/後ほど追記]



渡瀬 草一郎 の 源氏 物の怪語り (メディアワークス文庫) を Amazon でチェック!
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「藤式部殿は、妖のことをあまりご存知ないようです」


#ビブリオマンシー
#ビブ活部

例年ならばGWですか、源氏物語週間でいこうかなと、我が家にある源氏物語関連の本を選んでみました。
今でも流行り病で治療薬などが追い付かないものは恐ろしいもの。
ましてや昔ならさらに、これは疫病神が原因かなどと思われても致し方ない時代もあったのは何となくわかるのです。
いまだに非科学的なものに騙されてしまう人もいますから。
明らかになることで、イメージとは違うものもあったり、最近は冥王星の写真を見たのですが、カラフルな星なんだなあと思いました。
技術が進めば見えなかった物が見えてくる。
よくわからないものの正体をきちんと知ること、今は特に大切だと思います。
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